出発前に円を両替すべきか、到着してから両替すべきか — 結論は「到着してから」
⚡ 30 秒で結論 : 答えは「両方少しずつ」 。自国で ¥5,000-10,000 だけ初動用に両替(空港アクセス + 最初の食事) 、残りは日本到着後の都市部両替 (仲値−1〜2.5%前後 vs 海外空港の仲値−3〜6%前後)。Wise/Revolut カードなら両替自体不要 で、ATM 引出し ≒ 仲値−0.5%前後(別途ATM手数料)で最安。
クイックリファレンス
値
出発前両替
¥5,000-10,000 のみ
残額の調達
日本都市部両替 or ATM
海外空港レート
仲値−3〜6% 前後(最悪)
日本都市部レート
仲値−1〜2.5% 前後
Wise/Revolut ATM
仲値−0.5% 前後(最安・別途ATM手数料)
最終確認
2026 年 6 月
Y
yenfinder 編集部
東京拠点 / nando 合同会社 運営• 最終確認: 2026年5月20日
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自分の国の銀行で円に両替するレートは、日本のホテルフロントとほぼ同じくらい悪い ものです — どちらも 仲値 より4〜7%下がります。$500を両替する場合、自国銀行と東京の街中の両替屋では 3,000〜4,500円の差 が出ます。だいたい東京で寿司1人前を食べに行ける額です。緊急用として 10,000〜20,000円ほどをお札で用意しておき、本格的な両替は到着してから 行うのが基本となります。
自国の銀行のレートが悪い理由
理由はシンプルです。自国の銀行は外貨を「あまり利益にならない仕事」として扱っている ためです。
回転が遅い — 街の両替屋は1日に何百回も円のやり取りをしますが、銀行は1〜2回程度です。寝かせている時間が長い分、コストを上乗せする必要があります
競争相手が少ない — お客様が行きつけの銀行に「円をください」と頼んだとき、銀行は隣の店と比べられることがありません。比較されない=高めに設定できる わけです
タイバーツやベトナムドンなどの珍しい通貨はほぼ取り扱わない — その分「USDは扱うが、その代わりマージンは厚めに」という構造になっています
$500の両替、場所別の比較
基準となるのは 仲値 (Googleで「ドル 円」と検索したときの数字)です。これがあなたが目指すべき「公平なレート」で、両替する場所によってこの仲値からどれだけ下がるかが変わります。USD/JPY は日々動くので、ここでは具体的な金額ではなく 仲値からの目安の下げ幅 で比較します(最新レートは出発前に必ず確認してください。yenfinder がリアルタイム追跡しているのは World Currency Shop のみです)。
両替する場所
仲値との差(目安)
仲値(理想)
—
セブン銀行ATM(Wise/Revolutカード)
−0.5% 前後(最も予測しやすい)+ATM手数料約¥220
東京の街中の良い店(新宿・銀座のWCS等)
−1〜2.5% 前後(店・日により変動)
自動両替機(スマートエクスチェンジ等)
実測 仲値−10%前後
銀行
−2〜3% 前後
成田・羽田の空港カウンター
−3〜6% 前後
東京のホテルフロント
−4〜7% 前後(最悪)
自国の銀行(出発前)
−4〜7% 前後
いずれも目安であり、レートは日々動きます。つまり、自国の銀行で両替するのは「日本のホテルで両替する」のと同じくらい損失となる ということです。両方をやる必要はありません。
出発前に少しだけ持っておくと安心な理由
ゼロで日本に着くのは心理的にも不安なので、緊急用のバッファとして少額のお札 を用意しておきます。だいたい 10,000〜20,000円($70〜$140) あれば十分です。
これが必要になりそうな場面:
着いた瞬間に Suica/PASMOを購入して電車に乗る (2,000〜3,000円)
空港のコンビニで飲み物・SIMカードを購入 (1,000〜3,000円)
都心までの バス・タクシー代 (1,200〜4,500円)
万一カードが使えなかった場合の 保険として残しておく (5,000〜10,000円)
これ以上の金額を持つ必要は基本的にありません。両替屋やWiseで取り戻したほうが、結果的にずっとお得です。
「自国銀行が10%お得キャンペーン」という広告について
たまに見かける「メンバー限定・両替手数料無料」「いつもより5%お得」といった広告。仲値からの差が10%もある業界で、5%引かれてもまだ仲値より悪い ケースがほとんどです。広告のキャッチコピーに惑わされず、もらえる円を実際の支払いドルで割って計算する 習慣を身につけることをおすすめします。
例外:Wise などのデジタル銀行カード
Wise、Revolut、米国の Charles Schwab International Checking など、仲値そのままで両替するデジタル銀行のカード を出発前に作っておけば、これは確実に有利です。ただし、これは「銀行窓口での現金両替」ではなく「カードで円払い/ATM出金」という別の仕組みなので、混同しないようにしましょう。詳しくは Wise vs Revolut vs 普通の銀行カード をご覧ください。
旅行で覚えておくこと
✅ 出発前は10,000〜20,000円だけ用意 します。それ以上は持参しません
✅ 本格的な両替は東京・大阪の街中で 。新宿西口や銀座の WCS・ドルレンジャーが目安です
✅ デジタル銀行カード (Wise / Revolut)を1枚作って持参すると、仲値そのままで両替できます
⚠️ 自国の銀行で大量に両替するのは避けます 。空港カウンター・ホテルフロントと同レベルに不利です
⚠️ 「メンバー特典」「為替手数料0」広告には注意 してください — もらえる円の額で比較するのが正解です
よくある質問
Q: 深夜便で到着するため、街中で両替する時間がありません
A: 深夜便であれば 羽田の第3ターミナルに24時間営業の両替カウンター があります。レートは良くありませんが、必要分(10,000〜20,000円程度)だけ両替し、翌日に街中で本格的に両替するのがおすすめです。詳細は 羽田空港の両替まとめ をご覧ください。
Q: 子連れで早めに現金を用意しておきたいです
A: それでも 30,000円以上を自国銀行で両替するのは避けたほうが無難です。Wise カードを発行 しておけば、到着後にセブン銀行ATMで月 30,000円まで仲値レートで引き出せます(手数料込みでも仲値−0.5%程度です)。
Q: 香港・シンガポール経由で日本に来る場合、経由地で両替したほうが良いでしょうか
A: 香港・シンガポールは円の流通が多く、空港でも仲値の1〜2%下程度に収まります。自国 < 香港・シンガポール経由 < 東京街中 の順にレートが有利になります。トランジット時間が3時間以上あるなら、経由地で少し両替するのも有効な方法です。
Q: 円安が進んでいますが「今のうちに両替しておく」べきでしょうか
A: 為替の予測は誰にもできません。1週間〜1ヶ月の旅行で円高/円安の振れ幅は1〜3%程度 で、これは両替する店ごとの差(5〜7%)より小さい値です。いつ両替するかよりも、どこで両替するかのほうが大きな差を生みます 。
Q: クレジットカードのキャッシングはどうでしょうか
A: 普通のクレジットカードで日本のATMからキャッシングをすると 手数料2.5〜3%+利息 がかかり、結局自国銀行と大差ありません。Wise / Revolut のデビットカードのほうが、トータルで見て大幅に有利な場合が多くなります。
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最終更新: 2026年5月20日。仲値とのスプレッドは yenfinder.com に登録された店舗の実レートから集計しています。為替の振れ幅により具体的な金額は前後しますので、出発前に最新レートを Yen Finder でご確認ください。