両替ボードの「WE BUY」と「WE SELL」— 60秒で完全理解
日本の両替店のレート板には2列あります: 「WE BUY」(お買取)と「WE SELL」(お売り)。ややこしいのは、両方ともお店側目線で書いてあること。観光客から見ると逆に感じる、これが地味なストレスの原因。60秒で覚えれば一生使えるルールを解説します。
要点
- 外貨をお店に渡して円をもらう → WE BUY 列を見る
- 円を渡して外貨をもらう → WE SELL 列を見る
- WE BUYは常にWE SELLより低い(差がお店の利益)
- 日本に着いたばかりの旅行者は WE BUY だけ見ればOK
各列が何を意味する?
ラベルはお店のアクション:
WE BUY(お買取)
お店がお客のドル/ユーロを「買い取る」。あなたは外貨を売って円を受け取る。
例: $500を持って到着した旅行者
- WE BUYレート149.00円 → ¥74,500もらえる
- これが到着旅行者が見るべき列
WE SELL(お売り)
お店がお客にドル/ユーロを「売る」。あなたは円を払って外貨をもらう。
例: 旅行先で$100が必要な人
- WE SELLレート154.00円 → ¥15,400払う
- これは出国前 or 海外旅行者が見るべき列
簡単な例
東京の両替店のドル板:
| 列 | レート (1ドル=) | 意味 | |---|---|---| | WE BUY | 149.00円 | お店が$1買う、客は¥149受け取り | | WE SELL | 154.00円 | お店が$1売る、客は¥154払う |
$500持ってる客 → WE BUY × 500 = ¥74,500 (受け取り) $500買いたい客 → WE SELL × 500 = ¥77,000 (支払い)
差額の¥5/$1 = 店のスプレッド(利益)。
なぜお店目線で書く?
銀行業界の慣習です。世界の金融業界は全部「ディーラー目線」で価格を表示:
- 銀行の「USD bid」 = 銀行が買う価格
- 銀行の「USD ask」 = 銀行が売る価格
- お客は逆に読む
日本の両替店もこの慣習に従って、英語+日本語で表記してます。
ATMはどう?
ATMはお客目線で表示されます — 「1ドル = X円」の形。買い/売りの混乱なし、ATMは1方向(ATMが円を出す)だけだから。
ATM画面で:
- 「JPYで支払いますか?自国通貨で?」 → 必ずJPYを選ぶ
- 表示レートは自国カード会社が円換算に使うレート
旅行で覚えておくこと
- ✅ 到着旅行者: WE BUY 列を読む
- ✅ 出発・海外向け: WE SELL 列を読む
- ✅ WE BUYが高い = 到着旅行者にとって良い
- ✅ WE SELLが低い = 出発旅行者にとって良い
- ⚠️ 混同しないように: WE BUY < WE SELL、必ずこの順、差額がお店の利益
よくある質問
英語表記がない店もある?
主要な都心の両替店はほぼ英語+日本語併記。小さい質屋系は日本語だけのこともあるので、その時は「お買取」「お売り」で覚えればOK。
1列しか出てない店は?
時々「レート」と1列だけ表示してる店があります。WE BUYレート(最も多い取引方向)がデフォルト。違う方向を知りたければ「Sell rate?」「お売り?」と聞く。
「buy」を「bid」と呼ぶ店は?
銀行用語: bid = WE BUY、ask = WE SELL。観光客向けの店ではあまり使いません。
Wise/Revolutにbuy/sellの区別ある?
ないです。仲値レートで一発換算 + 明示の手数料だけ。同じレートで両方向、手数料が違うだけ。
Yen Finderで実際のレートを見る
Yen Finderでは、レートをお客目線で表示してます: 「あなたが受け取る金額」「あなたが払う金額」。WE BUY/WE SELLじゃないので一瞬で読める。
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最終確認日 2026-05-07。