銀行と空港、どっちのレートが良い?意外と銀行が勝つことも
ドル・ユーロ・人民元みたいな主要通貨は、空港のほうが自国の銀行より0〜2%良いことが多い。でもタイバーツやベトナムドンみたいな珍しい通貨は、銀行のほうが良いことも。理由は在庫ヘッジコストの違い。両方とも東京の街中の店には負けるんですが、知っておくと役立ちます。
要点
- 主要通貨(USD・EUR・CNY): 空港 > 自国の銀行 > 東京の街中の店(街中が最強)
- 珍しい通貨(THB・VND・IDR): 銀行 > 空港のことあり
- どの通貨でも最強: 東京の街中の競争的な店 or セブン銀行ATM
なぜ銀行が空港に勝つことがある?
3つの構造的要因:
① 在庫ヘッジコスト
銀行は何百万件もの取引で通貨リスクをヘッジ。少量の珍しい通貨でもヘッジコストを分散できる。空港は観光客向けの量モデルで、それができない。
② 顧客特性
銀行の客(住民)は外貨に価格敏感。空港の客(観光客)はあまり比較しない → 空港レートは観光客向けに高めに設定可能。
③ ホールセールレートの調達
銀行は国際Forex市場から毎日調達。空港は商業日次レートシート使用 — 同じか時々遅れる。
観光客にとってどれくらい意味ある?
USD/EUR/CNYを両替する典型的な観光客の場合:
- 自国の銀行: 仲値より4〜7%下
- 空港カウンター: 仲値より2〜4%下
- 東京の街中の店: 仲値より0〜1%下
- セブン銀行ATM: 仲値より0.5%下くらい
主要通貨では「銀行 vs 空港」の比較は学術的。両方とも東京の街中に大きく負ける。
珍しい通貨は逆転する可能性あるけど、普通の観光客は珍しい通貨を大量に持たない。
旅行で覚えておくこと
- ✅ USD/EUR/CNY: 東京の街中の店 or セブン銀行ATM
- ✅ 珍しい通貨: 自国の銀行が思ったより良いかも、要確認
- ✅ 渡航前の両替: 自国の銀行がWise方式の透明手数料を使ってる場合だけ有用
- ⚠️ 「銀行 vs 空港」で迷わない — 主要通貨では両方とも東京の街中に負ける
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最終確認日 2026-05-07。