2024年の新紙幣、訪日観光客が知っておくべきこと — 旧紙幣との違いと使い方
⚡ 30 秒で結論: 2024 年 7 月 3 日に新紙幣 3 種発行(¥10,000 = 渋沢栄一、¥5,000 = 津田梅子、¥1,000 = 北里柴三郎)。旧紙幣も完全に使えるので、混在 OK。自販機・古い券売機・無人ホテルで新札非対応の機械が残るが、主要 ATM・コンビニ・チェーン店は全対応済。観光客は 新旧どちらの紙幣でも問題なく利用可。
| クイックリファレンス |
値 |
| 発行日 |
2024 年 7 月 3 日 |
| ¥10,000 新札 |
渋沢栄一 |
| ¥5,000 新札 |
津田梅子 |
| ¥1,000 新札 |
北里柴三郎 |
| 旧札の有効性 |
そのまま使える |
| 最終確認 |
2026 年 6 月 |
日本では2024年7月に、新しい1万円・5千円・1千円紙幣が導入されました。肖像が一新され、最新の偽造防止技術(3Dホログラム)が組み込まれています。旧紙幣と新紙幣は両方とも有効な法定通貨ですが、一部の古い自動販売機・コインロッカー・セルフサービス機器ではまだ新デザインを受け付けないケースがあります。この「新紙幣拒否」問題は、2027年頃にかけて徐々に解消していく見込みです。なお、銀行・ATM・主要小売店では新旧両方とも問題なくご利用いただけます。
まず結論
- 新紙幣(2024年7月発行): 1万円→渋沢栄一、5千円→津田梅子、1千円→北里柴三郎
- 旧紙幣も引き続き有効: 日銀は1885年以降発行のすべての紙幣を有効通貨と認めています
- 拒否される可能性のある場所: 古い自動販売機・コインロッカー・セルフサービス機器の一部
- 問題なく使える場所: ATM・コンビニ・百貨店・主要レストラン・タクシー
- 対策: 1,000円札と100円玉を混ぜて持つと、自販機での困りごとが減ります
新紙幣の肖像と特徴
| 額面 |
旧肖像(2004〜) |
新肖像(2024〜) |
色 |
| 10,000円札 |
福沢諭吉 |
渋沢栄一 |
茶色(旧)/ 淡い青灰色(新) |
| 5,000円札 |
樋口一葉 |
津田梅子 |
紫 |
| 1,000円札 |
野口英世 |
北里柴三郎 |
青 |
| 2,000円札 |
守礼門 |
変更なし |
緑 |
| 硬貨各種 |
— |
変更なし |
— |
→ 5,000円札の色は新旧で大差ありませんが、肖像が違うため見分けはすぐつきます。
新紙幣の主な特徴
偽造防止技術
世界初の 3Dホログラム肖像 が組み込まれています。紙幣を傾けると、肖像が立体的に動いて見える仕組みです。
その他の偽造防止技術:
- マイクロ文字: 拡大しないと読めない極小の文字
- 深凹版印刷: 触ると凹凸が感じられる印刷
- すき入れバーパターン: 透かしの新パターン
- 特殊発光インク: 紫外線下でのみ光る部分
ユニバーサルデザイン
- 額面の数字が大きく 表示されるようになりました
- 触感マーク が額面ごとに位置を変えて配置(視覚障害者向け)
旧紙幣はまだ使えるのか
はい、無条件で使えます。日本銀行は 1885年以降に発行されたすべての紙幣 を有効な法定通貨として認めています(一部の例外として、1946年以前の戦時通貨は対象外)。
つまり:
- 福沢諭吉の旧1万円札 → 引き続き使用可
- 樋口一葉の旧5千円札 → 引き続き使用可
- 野口英世の旧1千円札 → 引き続き使用可
- 聖徳太子の旧1万円札(1958〜86年発行)→ レア物だが法的には有効
新紙幣を拒否される可能性がある場所
主な該当場所:
① 古い自動販売機
特に 2024年以前に設置された駐車場・水・スナックの自販機 は、新紙幣の認識装置が未更新のことがあります。観光地の老朽自販機ほど発生率が高めです。
② コインロッカー
駅構内のコインロッカーは更新が早めですが、観光地の小型ロッカー は旧紙幣のみ受け入れていることがあります。
③ コイン式サービス機器
- コインランドリーの両替機
- 古い券売機(一部のラーメン屋など)
- ガチャガチャ(旧型)
④ 一部の家族経営小規模店舗
新紙幣の偽造判定に慣れておらず、念のため受け取りを断るケースも稀にあります。
問題なく使える場所
以下の場所では、新旧紙幣ともに問題なく利用できます。
- ATM: セブン銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ・三井住友・みずほなど主要銀行のすべての ATM
- コンビニのレジ: セブン・ローソン・ファミマ・ミニストップ
- 主要小売チェーン: 三越・伊勢丹・髙島屋・ビックカメラ・ヨドバシ・ドン・キホーテ
- チェーン飲食店: マクドナルド・スタバ・吉野家・松屋・サイゼリヤ
- タクシー: 都市部の主要タクシー会社
- 観光施設: ディズニー・USJ・主要美術館
- 両替屋: WCS・ドルレンジャー・トラベレックスなど
自動販売機で新紙幣が拒否された場合の対処法
3つの選択肢があります。
① 別の自販機を試す
新しい機種であれば対応していることがほとんどです。100m以内に複数の自販機がある場所 であれば、別の機械で試すのが現実的です。
② Suica / PASMO で支払う
自販機の約80%は IC カードに対応 しています。Suica や PASMO で支払えば、紙幣を使う必要すらありません。詳細は Suica・PASMO・ICOCA どれを選ぶか をご覧ください。
③ 硬貨を使う
100円玉を持っていれば、ほとんどの自販機で利用可能です。
ほとんどの旅行者にとって、新紙幣拒否は 7日間の旅行で0〜2回発生する程度の小さな不便 です。
旅行で覚えておくこと
- ✅ ATM・主要小売店・コンビニでは新旧紙幣の両方が使えます
- ✅ 1,000円札と100円玉を多めに持つ と、自販機でのトラブルが減ります
- ✅ 自販機より Suica で支払う ほうが圧倒的に確実です
- ⚠️ 古い自販機・コインロッカーで新紙幣が拒否される ことがあります
- ⚠️ 新紙幣の高額札(10,000円) を小さな店で出すのは避け、1,000円札を中心に使うとスムーズです
よくある質問
Q: ATM で引き出すと、新紙幣と旧紙幣のどちらが出てきますか
A: ATM によります。主要銀行・コンビニ ATM では新紙幣が中心 で出てきますが、ゆうちょ銀行など一部では旧紙幣が混じることもあります。どちらでも問題なく使えます。
Q: 2,000円札はもう使えないのですか
A: 使えます。2,000円札(守礼門の絵柄)は法定通貨として有効です。ただし、製造はほぼ停止されており、沖縄以外ではほとんど流通していません。コレクション目的で持ち帰る方も多くいます。
Q: 1958年発行の聖徳太子の1万円札を持っています、両替できますか
A: 法的には有効通貨です。銀行窓口で受け取ってもらえます。ただし、コレクター価値があるため、額面以上の値段で買い取る古銭店もあります。市場価値を調べてから両替するかどうかを判断するのが良いでしょう。
Q: 新紙幣だけがほしいです、ATM で指定できますか
A: 一部の銀行 ATM では 「新券希望」のオプション がありますが、これは「未使用のきれいな紙幣」を選ぶ機能で、新旧デザインの選択ではありません。新デザインのみを希望する場合は、銀行窓口で依頼するのが確実です。
Q: 新紙幣の偽造防止技術はどれくらい進化しましたか
A: 3Dホログラム肖像 は世界初の技術で、現時点で偽造はほぼ不可能とされています。USD や EUR の最新紙幣と比較しても、技術的に最先端のレベルです。
Q: 旧紙幣はいつまで使えますか
A: 無期限です。日銀は1885年以降の紙幣をすべて有効としており、廃止する予定はありません。ただし、自販機などの機器が旧紙幣を読み取らなくなる可能性は将来的にあります。
Q: 帰国時に余った日本円は新旧どちらでも両替できますか
A: 両替屋・空港カウンターのいずれでも 新旧両方とも問題なく 受け付けてもらえます。
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最終更新: 2026年5月20日。新紙幣は2024年7月3日に発行開始されました。自販機・機器の対応状況は徐々に改善しており、2027年頃にはほぼ全機器で対応完了見込みです。